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私はヒマワリの群生を目にすると、いつもではないがフラッシュバックしてくる映画のワンシーンがある。 マーロンブランドとソフィアローレンの演ずる「ひまわり」だ。 別れを決めたソフィアローレンの嗚咽する姿と 汽車の窓越しに映し出されるひまわりの群生が蘇ってくる。 そして48歳で他界した母の姿と、 自分の若かりし頃成就しきれなかった恋の思い出も 大概セットで顕われて、 胸の奥のどこかがチリリと痛んでいた。 そして63歳の誕生日を間近にした今 自分の人生をどう締めくくりたいのか という想いに突き動かされて これまでの人生を振り返る作業に取り組み始めた。 このブログもその一環といえる。 そんな中7月30日フェイスブックに我が家の近所に咲くひまわりの群生の写真と 冒頭の思い出のコメントを添えてアップしたら、 アメリカに住むある男性からメッセージが送られてきた。 『ひまわりは嫁の一番好きな花です。ステキ 』と。 それにコメントを返し、やり取りをすしていく中で 私は思い出した事があった。 あ~そういえば と 高校の卒業の記念にと色々な人に一言を書いてもらったが 厳しさが先に立つ様に見えて 若干生徒達からも敬遠されていた 保険体育の女の先生から 以外にもこんなコメントが添えれれていた事を思い出したのだ。 「おケイの笑顔は向日葵のように輝いていた。 それを自分の財産だと思うように。 〇〇〇〇」 と。 後の〇〇の言葉はどうも思い出せないが (苦笑) そして私の投稿をきっかけにやり取りした会話には 最後こう書かれていた。 『嫁は ヒマワリは太陽のように輝いていて、 周りに笑顔を振りまいてて、大好きだそうです。 恵子さんの高校の先生はよく見ていますね。 恵子さんはひまわりです。 輝いています。』 と Fbで知り合えた、遠くアメリカに住む男性から届けられたエールのメッセージによって 図らずもこうして ひまわりの花を目にするとファラッシュバックしていたチリリな思い出に 自己否定が先に立つことの方が多かった過去の思い出に まるで光りを放つ思い出が蘇ってくるきっかけを 私はギフトされたように思う。 これからを生き切るために、 自分のビジョンを見つける為に 私はこれまでの人生から 光を探し出したいと思う。
2020-08-01 16:04:25
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