「退職祝い」を考える時、退職をされる○○さんはどんな思いでその日を迎えられるのだろうか
そしてどんなものを贈れば喜んでいただるだろうか
など様々な思いが脳裏をよぎる事と思われます。
社会人になると、誰しもお世話になった上司や先輩がいらっしゃいます。
そして仕事の取引先で懇意にされていた方や長年勤めてくれた従業員の定年退職に。
またご家族ではお父さんやお母さんそして親戚のおじさん・おばさん。
最近では定年退職だけではなく、結婚退職や出産のための退職、転職、独立、リストラ、その他さまざまな理由で中途退職する人達も増えています。
そのため、退職祝いとは就業終了というよりは、新たな門出という意味合いの方が強くなっているようです。
どんな事情であれ、これまでお世話になったことに感謝し、新たな人生の門出に激励や祝福の気持ちを込めて、温かみあふれるプレゼントや言葉を贈りたいものです。
「送る自分の気持ちが伝わり頑張ってきてよかった」と人生の節目を迎えていただけるよう、贈り方マナーには気をつけたいものです。
少し悩むのが退職祝いを贈る時期なのではないでしょうか。
定年、退職とも離職を確認後、遅くとも1、2週間以内に贈ることが基本的だとされています。
一般的には部課単位や同僚・有志などが歓送会・送別会を催したりして、お祝いの品を贈呈しますが、退職祝いのシーンに花束がなければ、さみしい限りです
花束は普段めったにもらえるものではないので喜ばれると思います。
・贈る人数と贈られる方との間柄に応じた予算設定が大切です。
退職祝いは個人で贈ることよりも職場の同僚で共に贈る場合が多いですが、複数で一つの花束を贈る場合は10,000~15,000円などの額を決めておくと花選びの目安にもなります。
個人でお世話になった方に贈る場合は5,000~10,000円程度のものが主流です。
現代社会はあらゆるものが溢れ形として残るモノには好みもあり、かえってご迷惑になるのではという思いから鮮明に心に残るお花が選ばれることが多くなっています。