あるリサ-チでは 日本人が最も好む花は群を抜いてバラという結果がでているそうです。
還暦祝いや退職祝い、誕生日や記念日、開店・開業など様々なお祝いのシーンにも最適なバラ。
そんなバラの豆知識について紹介します。
・ バラのル-ツ
バラは今からなんと7000万年前に地球上に姿を現したと言われています。
アメリカのコロラド州の7000~3500万年前の地層からバラの化石が発見され、エジプト最古のファイユ-ムの墓蹟(約7000年前)からはバラの花輪が見つかり、この頃にはすでに栽培されていたと考えられています。
ちなみに日本では明石の遺跡から400万年と推定される「アカサンショウバラ」の化石が発見されています。
また江戸時代には園芸が流行り、バラも「コウシバラ」「モッコウバラ」などが栽培されています。
・ バラの原種
現代のバラ品種を成立させた原種はノイバラ、ハマナス、コウシバラ、ロサ・キネンシスなど7・8種の野生バラにたどり着きます。
そして長い歴史の中で東洋種と西洋種との交配が繰り返され 現在登録されているバラは2万種以上ともいわれます。
ノイバラは日本原産で今でも各地に自生もしています。
・ バラの美容・薬用効果
バラには様々な美容効果のみならず薬用効果もがあるのをご存知でしょうか。
バラの香りには鎮静効果、安眠効果、美肌効果がありバラの香りでリラックスする事で肌のターンオーバーが促進され、美肌に導いてくれるのです。
また、殺菌作用、空気清浄、リラックス効果、呼吸器のケア、子宮の働きを高める、腸の炎症を緩和する花粉症を緩和する、うつ病の抑制効果なども期待することができます。
バラはハ-ブの王様とも呼ばれています。
・ 歴史上もっともバラの花を活用した人物
絶世の美女とも言われたクレオパトラは、バラ好きで様々に活用したことでも有名です。
バラを食べたりバラの香油を垂らし入浴したり、ローズオイルを肌に塗ったりしていたようです。
さらにはシーザーやアントニウスをエジプトに迎える時には、宮殿全体をバラで飾り廊下にはバラの花びらを厚く敷きつめて歓迎したといわれています。
また、寝室ではバラの花を高くまで敷き詰め眠っていたりと日常的にバラの香りに囲まれて生活していたようです。
クレオパトラには及ばずともバスタイムの際には是非、バラの花びらを浮かべたバラ風呂を楽しんでみてはいかがでしょうか。